【2026 労働条件改定報告】首都高帰路利用の実証実験開始!事故控除ランク制度は見直しへ、さらに最低賃金引き上げに対応
明治交通労働組合は、組合員の皆さんの安全確保と労働環境の向上、そして安定した生活を守るため、明治交通株式会社との間で継続的に交渉を行ってまいりました。
この度、令和8年(2026年)10月13日付で、会社側と重要な事項について合意に達し、協定を締結いたしましたのでここにご報告いたします。
今回の合意内容は、単なる賃金調整にとどまらず、日々の営業効率と安全運転、さらには福利厚生にまで及ぶ、非常に意義深いものです。



今回の妥結内容:3つの大きな柱
1. 【安全と効率】首都高帰路利用の実証実験(会社負担)が大幅拡充!
これまでも一定の条件で認められていた帰路の高速利用ですが、今回の「確認書」により、「営業効率向上のため」として、より合理的で使いやすい形での実証実験が開始されます。
- 概要: 最終営業の降車地に応じた、合理的な手段での帰路における首都高速利用を会社負担で認める。
- 拡充ポイント(ICの追加): 現行の「湾岸線葛西IC」「外環大泉IC」に加え、新たに2か所のICが追加されます。
- 実証実験期間: 令和8年10月16日から約11ヶ月間(令和9年9月15日まで)。
これにより、深夜帯や疲労が溜まる営業終了後の帰社時間を短縮し、乗務員の体力的負担を軽減すると同時に、車両の稼働効率を上げることが期待されます。
2. 【安全と処遇】事故控除「ランク制度」の改定と交通違反対策
これまで多くの乗務員が不安に感じていた事故時の処遇についても、一歩前進しました。
- 事故控除ランク制度: 継続審議とし、事故や各種違反等に関する対処を目的とした専門委員会を年内に立ち上げます。現場の声が反映される制度設計を目指します。
- 交通違反: 関東運輸局からの警告書(速度違反等)を受け、全社をあげて厳正かつ効果的な対策を講じることで、クリーンで安全な会社作りを推進します。
3. 【賃金と生活】最低賃金引き上げへの対応と「賃金規定」改定
令和8年10月1日付けの最低賃金引き上げに伴い、賃金規定を改定し、組合員の生活の安定を図ります。
証跡:会社と組合の固い約束
今回の合意は、口頭のものではなく、正式な書面として取り交わされています。ここに、両代表者が署名・捺印した協定書(令和8年10月13日付)の画像を掲載いたします。
※署名・捺印欄にある通り、明治交通株式会社 代表取締役 椿啓彰 様と、明治交通労働組合 執行委員長 佐野和洋 との間に結ばれた確かな協定です。
その他の合意事項:福利厚生と生産性
- 餅つき会の開催: 福利厚生の一環として、12月に会社負担(22万円以内)で開催することが決定しました。
- 業績向上: 全乗務員は生産性向上に努め、管理者は適正な管理監督と指導教育を実施し、共に利益率向上のため最大限尽力することで合意しました。
明治交通労働組合からのメッセージ
今回の協定締結は、会社と組合が互いの立場を尊重しつつ、「安全」と「生活の安定」という共通の目標に向かって建設的な対話を行った成果です。
特に、首都高帰路利用の実証実験は、皆さんの「体力的・精神的なゆとり」を生み出し、それが最終的には「事故防止」と「独自の流し(勝ちパターン)を作るための集中力」に繋がると確信しています。
「売上が上がらない」「苦しい」と焦る時こそ、まずはこうした「安全な職場環境」の基盤が整っていることを思い出してください。明治交通株式会社は、皆さんが安心して長く活躍できる場所であるよう、組合はこれからも全力を尽くします。
共に、安全運転で、明治交通の新しい歴史を作っていきましょう。

